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県外行政調査レポート 鹿児島県

2018年11月 6日

 平成30年11月6日、県外行政調査で鹿児島を訪れました。

ハイブリッドER

 今年の所属委員会が厚生・産業常任委員会であることから、調査でも先進的な事例を持つ病院を訪れることが多くあります。今回は、鹿児島県鹿児島市の社会医療法人緑泉会米盛病院・畑 倫明外科部長にハイブリッドERについて説明をしていただきました。
 同病院は「一秒を救う。一生につなぐ。」をコンセプトに救命率の向上や後遺症が残る割合を減少させるため、CT室、血管造影室、手術室の機能を併せ持った救急室であるハイブリッドER(救急初療室)を整備し、救急患者の救命に努めているほか、民間医療用ヘリやドクターカーなどの機動力を活かした救急医療に取り組んでおられます。さらに外国人患者の受け入れ体制の充実、大規模災害等等に備えた業務継続計画についてなどの説明を受けました。
 聞いて分かったことだが先生は近江八幡生まれ大津育ちの滋賀県人で、レジュメの最後に「我が愛する故郷、滋賀県にもこのハイブリッドERを導入してください」と熱望して締めくくられました。