ニューズレター

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2011年8月13日発行

残暑おみまい申し上げます

 未だ震災の傷が癒えぬまま、不自由な生活を余儀なくされておられます。東日本大震災に被災の方々にお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をご祈念申し上げます。
 私は震災の最中、彦根市選挙区で、多くの皆様のご支援をいただき、県議会に送り出していただきました。
 あらためて御礼申し上げます。ありがとうございました。
 選挙戦前後の朝の駅立ちの折に募金箱を首に掛けて被災された方々への義援金のお願いをしておりましたのが、10万117円になりました。ご協力いただきました方々に厚く御礼申し上げます。自由民主党滋賀県連を通じ日本赤十字社へ送金しましたことを、報告させていただきます。
 高校生の方々にもコインを託していただきました。「何か力になりたいけれど、何をしていいかわからない」という気持ちからでしょう……。
 私は、次代を担う人々に、少し長く生きた人として「応えたい!」そして「示したい」。ひとつの選択肢として。
 引き続きのご支援ご鞭撻をお願い申し上げます。

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撮影場所 彦根市本町 / 撮影 細江正人

 彦根には、江戸時代の城下町で使われていた井戸が今も残っています。ガチャコンポンプも健在で、暮らしの中で使われているものもあります。「鉄管ビール」と言って、冷たい井戸水を手で受け、がぶがぶ飲んだ時代を懐かしく思い出します。
打ち水、風鈴、緑のしつらえ……。夏を涼しく過ごす工夫が今もいきています。それは、通りを行きすぎる人々の目にも涼しい自分のための行為です。厳しい残暑がまだまだ続きます。節電やエコを叫ぶ前に、できることが、まだまだありそうです。 

彦根城の世界遺産登録について

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 「平泉の文化遺産」が世界遺産登録され、復興の大きな力となると考えています。彦根城は世界遺産暫定登録されており、今年9月に彦根市内で「日本イコモス理事会」が開催される予定です。そこで、県としての考え方や彦根市との連携について質問しました。
 イコモスは、1972年のユネスコ総会での世界遺産条約採択後、ユネスコをはじめとする国際機関と密接な関係を保ちながら、世界文化遺産の保護・保存、そして価値の高揚のための重要な役割を果たしてきた文化遺産保護に関わる国際的な非政府組織(NGO)です。
 「日本イコモス理事会」の開催は「彦根城の世界遺産登録」への大きなチャンスです。
 県との連携を図り、しっかりとした戦略のもとで、世界遺産登録ヘ向けて努力したいと思います。

彦根市立病院について

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 前彦根市議会議員として彦根市立病院の課題を熟知していることから、一般質問として県議会本会議で質問しました。
 県では国の特別補正予算による支援を活用して滋賀県地域医療再生計画(湖東・湖北医療圏)をとりまとめて現在事業化されています。なかでも医師確保の事業、特に新生児・周産期医療を担う医師確保のための寄付講座は湖東医療圏では大きな期待が寄せられており、その進捗状況は順調と伺いました。また、県下高等学校の協力を得て医学部へ進学している学生に届くようにと、実家の保護者へ、知事自らが故郷の病院の窮状を訴える手紙を託されていることを知りました。
 病診連携の意義を周知し、彦根市立病院が、湖東一円の県民に全幅の信頼を得る病院であるために、国・県の支援を求めたいと考えます。

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