ニューズレター

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2012年7月29日発行

細江正人県政報告会

2012.07.03 14:00〜15:25
彦根商工会議所4F 大ホール

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 前日からの雨が降り続き、当日は激しい雨となりましたが、200名近い市民・支持者の皆様にお越しいただき、感謝の念にたえません。本当にありがとうございました。
 また、昨年4月の県会議員選挙におきましては“皆様のお力添え”を、この場をお借りして重ねてお礼申し上げます。ありがとうございました。細江正人は、一年生議員ではありますが、ベテラン議員と肩を並べ堂々と議員活動行っております。どうぞ、これからもご指導ご鞭撻、叱咤激励をお願いいたします。

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有村治子参議院議員と

 県政報告会では、細江はいつものように「ほそえ、まさと、でございます。」と、細江独特の口調で話し始め、県会議員としてお約束させていただいた4つのコト、『議員として、是々非々で判断いたします』『あなたの思いを県政に』『彦根市立病院への支援』『安全安心のネットワークづくり』について、どのように実践しているかを報告した。
 是々非々の判断基準については、「自分の生涯を通して経験してきたことや、彦根の皆さんに教えていただいたり、学ばせていただき培ってきたことが基本です」と語った。また、昨年の防災対策特別委員会での「滋賀県地域防災計画(原子力災害対策編)」の見なおしについて、「防災計画を行政に任せておくだけでなく、積極的に議会が関わることの是非が問われた採決の時、賛成したのは、自分一人でした」と、県会議員としての姿勢を示した。
 また、新たな所属の環境農水常任委員会の委員として「環境のことは少しは解るが、農政については解りません。一生懸命勉強いたしますので、皆さんにお教え願いたい」と正直に語った。

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上野賢一郎元衆議院議員

 そして、今、避けて通れない問題である原子力発電所再稼働については、「立場は悪くなりますが」と前置きをしながら、「個人としては原発はなくすべきだと思います」、「責任を持って、国を動かしておられる方々には怒られるかもしれませんが、細江正人個人としてどうかと問われたならば、そのように答えさせていただきます」と党としての考え方ではなく一個人として語った。
 しかし、産業界、医療界には大きな影響が出るのは予想される通りであり、再稼働をしなかった場合の方策については及ばず、「県民の生活に危険を及ぼす可能性があり、解決の先の見えない状態においては、引き返すべきかなと思っています」と言うに留まった。

 次に、上野賢一郎元衆議院議員が「細江議員は、実直でまじめ、何事にも正面からぶちあたっていかれる素晴らしい先輩。尊敬しています」と話し、参議院議員の有村治子さんにマイクを渡した。
 有村さんは、昨年4月の県議会議員選挙を振り返り、「細江候補は、深い悲しみのなかにおられたのですが、誰にも話すことができず選挙戦を戦っておいででした。そしてその悲しみを乗り越えて、今日、堂々と県政報告をしておいでになる。全てを背負って、滋賀県をよくしようとするその姿に感動を覚えます。
 皆さんが細江議員に期待するところは、良識ある実務者、実践者であるはずだと思います。言動の一致する正直なまじめな議員を、国会、県議会、市議会へ送っていただきたい」と話した。

文責:細江正人後援会会長 武田拓夫

細江正人 平成24年6月議会一般質問(抜粋)

 県財政において、聖域とも言われている「人件」について、あるべき姿を考え、会派内でも討議し質問しました。

正当な対価と健全な財政の両立を

  • 平成18年地域手当が満額(7%)にできてないのに、さらに賃金カットの話を持ち出すのは順序として正しくないと考えるが、どのように議論されてこの状況になったのかよくわかるように説明されたい(他、17項目を質問)。

滋賀県の節電目標15%の根拠と実効性について質問しました。

  • 知事の示された節電目標15%の根拠は何か
  • 県内消費電力の産業構造別の占有比の内訳は
  • 製造に資する電力は節電とは別ではないか
  • 総消費電力の内、節電の可能な電力の割合は何割位なのか
  • 15%とは総量かピークカットかその時間帯についてはどのように説明されているのか
  • 節電の手法について
  • アナウンスだけか規制をかけるのか不達成の責任はどこへ
  • 家庭の協力は何パーセントの節電に繋がると算出されているのか
  • その算出の根拠は

水循環基本法の趣旨から県は何をどうするのか

  • 水の法律と条例は何々があるか
  • その法律と条例はどのような管理をしているのか
  • それらの法律条例で、何が欠落していたのか
  • この水循環基本法で欠如部分をカバーできるのか
  • この水循環基本法を受けて県は何ができ何をしなくてはならないと認識されるか
  • この水循環基本法を受けて県のロードマップを示されたい

芸道と政治家

 1999年に一度出版され復刊された『日本人養成講座』という単行本を読んだ。三島由紀夫の著述の中から、日本と日本人について言及したものを編纂したものだ。
 『芸道とは何か? それは死を以てはじめてなしうることを、生きながら成就する道である、といえよう。』の一文が心を捉えて離さない。
 『芸道には、「いくら本気になっても死なない」「本当に命を賭けた行為ではない」という後ろめたさ、卑しさが伴う筈である。』私は、『芸道』を『政治家』に置き換えて読んでいた……。『ギリギリのところで命を賭けないという原理は、芸道が、とにかく、石にかじりついても生きていなければ成就されない道だからである。』
 暑い最中……、芸道の中に政治が含まれるのかどうかは、私の頭では解らないが、『芸道』を『政治家』と置き換えて読んでしまった故……、自転車に乗りながら、政治家という後ろめたさに暑気あたりしているようである。
 その後ろめたさ故に、石にかじりついても成就されなければならないモノ……。マスコミやインターネットが作り上げる仮想を看破し、私として立っていることができればいい……と思っている。

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