想うことなど……

彦根城外濠の土塁跡

2012.04.09

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先日、本町一丁目を歩いているときに、建物が取り壊されて更地になった一画に、彦根城外濠の土塁跡と思われる土盛りを見つけた。石垣はおそらく土塁の断面に沿ってあとから築かれたものだろう。
現在、昭和新道と呼ばれている道路は、昭和25年頃に彦根城の外濠を埋めてつくられたもので、私がまだ子どもの時分にはこの界隈に土塁が残っていたのを憶えている。
江戸時代の彦根に想いを馳せながら散歩してみるのもいいかもしれない。歴史ある彦根のまちには、まだまだ新しい発見が待っている。

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女川町視察

2012.01.08

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2011年11月24日~26日、宮城県三陸地方の視察に同行させていただいた。女川町では、防災・産業・住環境・保険医療福祉・人材育成の5つを復興の柱に、復旧期を2年、基盤整備期3年、本格復興期3年の平成30年度を目標に「女川町復興計画」を策定し町民一丸となって取り組んでおられた。また同時に、「地元の商売を復興をしなければならないが、中小企業の経営者を守る制度はない」ことを知った。
 復興への支援とはいったい何なのか……。義援金や物資を届けるだけではない。被災された方々が「前を向いて生きていこうと思える」ような支援とは何なのか。優先順位は確かにあるが、地元の商工業者を守る制度を、シミュレーションしておきたいと思った。

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ひこねキャンドルナイト

2012.01.08

昨年11月23日、「ひこねキャンドルナイト2011」が、彦根市本町の宗安寺で行われた。低炭素社会実現に向けて「気づき」を促すことを目的にしている。実行委員会は、本年3月11日に、「絆」をテーマにひこねキャンドルナイトを計画しているという。

また、「東北から離れていても、被災地の今を想っていたい」。そんな思いから「ろうそくの灯る時間、東北を想おう」をテーマにした「ほたてあかり」が、滋賀県立大学の学生有志により企画され、販売も始まっている。「ほたてあかり」の制作は宮城県南三陸町田の浦のお母さんたちの漁業復興までの間の仕事となっている。

キャンドルの灯は今、人々を繋ぐ手段になっているようだ。私もできる限りのお手伝いをしたいと思っている。

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映画「一命」

2011.08.13

今年10月15日、松竹映画「一命」のロードショーが始まります。原作は「異聞浪人記」滝口康彦著(1958年)で、仲代達矢の主演で「切腹」として映画化されたこともある作品です。「異聞浪人記」は今「一命」(講談社文庫)に収録されています。この話には、井伊直孝公の時代、江戸井伊家の上屋敷を舞台に、武家社会に立ち向かった2人の侍の生きざまが描かれています。愛の物語が根底に流れているのだが、武家の建前は現代の政治にも似ているようでもあります。
貧しくとも愛する人と共に生きることができる社会が幸せなのだと思う今日この頃です。

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ソーシャルメディア

2011.08.13

思い立ったが吉日とばかり、FacebookとTwitterを始めました。テレビのチャンネルが丸い時代の人間としては、ボタンがいっぱい配されたステレオを経験し、リモコンの機能を覚えきれず、いつのまにか、一つのボタンに沢山の機能がある時代になりました。コンピュータなどできれば触りたくないと思っていました。
案ずるより産むが易しとはいいますが、予想通り悪戦苦闘しながら、解らないことだらけですが、何とかなりました。今は何もかも、目新しく、いろいろと学んでいます。素晴らしい世界ですが、このツールをどう活用するのか、問われていることも確かなようです。

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言葉が通じない

2007.02.09

人は大抵の場合、言葉を使いコミュニケーションをとっています。以心伝心……漢字で書くと言葉を発する時よりもその意味するところがよく解り、コミュニケーションの究極の在り方のような気もいたします。
人は言葉で思考します。語彙が多ければ多いほど、論理的なより深い思考が可能となり、微妙なニュアンスを伝えることもできるようになるのでしょう。最近は語彙と言うよりボキャブラリーと言った方が理解し易いかもしれません。

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彦根と映画

2007.02.09

昨年末から「武士の一分」「大奥」と彦根ロケの映画が話題になっていました。カメラが切り取った画面は物語との相乗効果で見慣れた風景とはまた違った新鮮な驚きがあります。わたしたちの町を背景として物語が展開する映像は、町の風景が時代を超え、繰り返し再生される記憶メディアだとも考えることができます。

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地域力について

2006.12.04

最近、友人から聞いた話ですが、昨今、妖怪がブームらしいです。
過去にも、室町時代、江戸時代とブームがあって、どうやら人々の豊かさと関係があるようです。
昭和30年代から40年代にかけての高度成長期にも妖怪や怪獣のブームがあり、当時の漫画やTVで育った人々が、平成の妖怪ブームの担い手ということになります。時代の進歩への警鐘を鳴らしているようにも思えます。進歩の速度、進化の方向を、妖怪という共有するニュアンスで補正しようとしているかのようでもあります。人々が、「このままでは、何かちょっと違うぞ」と想った時、妖怪は現れるのかもしれません。

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市民と行政の間にて

2006.11.22

私たちの未来は、市民の皆さん、行政、議員、皆で創っていくものです。私は当初から、常に市民の代弁者であり行政のメッセンジャーであることを心掛けてきました。彦根のより良き未来のためにプロとして両者を繋ぐのが議員本来の仕事だと思っています。言い換えれば議員というのは『何かを成し遂げる者』ではなく、その何かについて『判断を委ねられた者』ではないでしょうか。

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質問の仕方で変わる未来

2006.11.22

彦根市議会議員になってから私のライフスタイルで一番変わったところは読書量ではないでしょうか。家業が本屋ですから昔から、「本は陳列しておくもの……」と読書などしなかった私ですが(特に精読は苦手でした)、以前に比べて多くの量を読みこなすようになりました。読書と言っても、そのほとんどが議員としての使命を果たすために、議会での質問に備えての事前勉強です。

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